計測オタクの生活ログ

睡眠・コーヒー・習慣を数字で記録する自己実験ブログ

【Oura Q1/2026】王冠49個獲得、ただし45個はアクティビティ。睡眠は2個。バランスが完全に崩壊している

Oura Ringには四半期レポートという機能がある。3ヶ月分のデータをまとめて振り返るもので、月次ではなく四半期単位で見られるのがOuraらしい。

今回は2026年Q1(1月〜3月)分。ひとことで言うと、「アクティビティは99点・王冠49個という輝かしい数字なのに、睡眠は5時間17分という現実」という3ヶ月だった。運動不足ではない。睡眠不足である。これがいちばんタチが悪い。

スクリーンショットを貼りながら、数字の意味と「なぜこうなったか」を振り返る。

今期のスコア:アクティビティだけが突出している

OuraRing四半期レポート最高スコア

▲ Q1/2026の最高スコア画面。アクティビティ99点が光る

Q1/2026の最高スコアはこのとおり。

項目 スコア ひとこと
コンディション 86 安定していた
睡眠 86 良い日もあった(良い日は)
アクティビティ 99 ほぼ満点

アクティビティ99点は素直に嬉しい数字である。ただこれは「最高スコア」なので、四半期全体の平均ではない。Ouraのレポートは最高値を前面に出す設計になっている。40代会社員に「あなたは99点を取ったことがあります」と思い出させてモチベーションを保たせる、よくできた仕掛けだと感じる。実際それで続いている。

睡眠:リズムは安定、でも時間は足りていない

Oura就寝時間

▲ 通常の就寝時間。0:48に寝るのが習慣になっている

Oura起床時間

▲ 通常の起床時間は7:10

Q1を通じた平均的な就寝は0:48、起床は7:10。この時刻が「通常」として記録されているということは、3ヶ月間ほぼ同じリズムで生活していたということ。安定しているのは事実である。

ただし、安定して遅い。0:48に寝て7:10に起きる、という生活リズムを「規則正しい」と褒めていいかは判断が分かれるところだ。

Oura平均睡眠時間

▲ 平均睡眠時間は5時間17分。キリンに例えられた

そして平均睡眠時間は5時間17分。Ouraのアプリはこれを「キリンのようなエネルギーが得られます」と表現している。短い睡眠でも動ける動物に例えて、ポジティブに伝えてくれる。キリンの平均睡眠時間は2時間と言われているので、確かに上には上がいる。だがそれは慰めなのか皮肉なのか、いまだに判断がつかない。

フォローが上手いとは思うが、5時間17分が十分な睡眠でないことは、自分自身がいちばん分かっている。何より、413日分の相関分析で「睡眠スコアの圧倒的1位は睡眠時間(r=0.861)」と判明している → Oura Ringの睡眠スコアは何で決まる?413日分の相関分析つまり私のスコアが上がらない理由は、もう完全に特定されている。寝てないからである。

Oura睡眠ステージグラフ

▲ Q1全体の睡眠ステージグラフ。深い睡眠・浅い睡眠・レム・覚醒の推移

平日と週末の差

Oura平日週末睡眠比較

▲ 平日と週末の睡眠時間比較

  ベッドでの時間
平日 6時間32分
週末 5時間58分
平日のほうが34分長い

世間一般では「平日は寝不足、週末で取り戻す」という構造のはずだが、私の場合は逆である。週末の方が34分も短い。理由は単純で、週末の夜の飲み会。仕事から解放された開放感のすべてが睡眠時間を削る方向に向かっている。

Ouraは「一貫したスケジュールは体も精神的にも良い」とコメントしている。分かってはいる。分かってはいるのだ。ただし、仕事終わりの飲みを全部断るのは現実的ではない。割り切りが必要な部分である(と毎四半期言い続けている)。飲み会翌日のスコアが具体的にどう動くかは別記事で検証済み → 飲み会の翌朝、Ouraのスコアは何点下がるのか?112日分のデータで検証

クロノタイプとの一致

Ouraクロノタイプ

▲ 睡眠中央時刻がクロノタイプと一致していた

Ouraの四半期レポートで唯一前向きな評価がこれ。「睡眠中央時刻がクロノタイプと一致していました」

クロノタイプとは、個人の生体リズム上の「朝型・夜型」の傾向のこと。自分のクロノタイプに合った時間帯に眠れていると、消化やホルモン分泌などの体内プロセスが最適な状態に保たれると言われている。

睡眠時間の短さは課題だが、「短い、しかしリズムは体に合っている」という評価は素直に良かったと思っている。短いという問題点が解決していないのに「合っている」と言われている矛盾はあるが、まあ、褒められたら受け取る方針である。

アクティビティ:歩数は申し分なし、でも不活動時間が890時間

Oura総歩数

▲ 566,904歩=マラソン9回完走相当

Q1の総歩数は566,904歩。Ouraはこれを「マラソンを9回完走したのと同等量」と表現する。月平均約188,968歩、1日平均約6,300歩。

この表現はOuraのうまさが光るところで、数字だけ見ると「6,300歩か、普通だな」となるが、「マラソン9回分」と言われると急に偉業を成し遂げた気分になる同じ事実でも見せ方ひとつで気分が変わる。健康アプリの本質をよく分かっている。

Ouraアクティビティ目標達成

▲ アクティビティ目標の達成状況(1月〜3月)

アクティビティ目標の達成率は55%。91日のうち約50日は目標を達成していた計算になる。これはSOXAIの3%と比べると圧倒的に高い(SOXAI 3月月次レポート → SOXAI Ring 3月月次レポート|運動スコア42点の現実)。ただしOuraの目標設定がより柔軟(日々の体調に合わせて調整される)という違いがある。同じ基準ではないので単純比較はできない。同じデバイスを2つ着けて寝ている人間ならではの注釈である

Ouraアクティブ時間帯

▲ 最もアクティブな時間帯は午前9:00頃(Q1/2026)

最もアクティブな時間は9:00頃。SOXAIの月次レポートでも同じ結果が出ている。2つのデバイスが揃って「朝型」と判定しているので、これはもう確定事項である。Ouraによると、このパターンはメンバー全体の16%。少数派だがマイノリティでもないという、絶妙な位置にいる。

Oura不活動時間

▲ 不活動時間は890時間55分

一方で不活動時間は890時間55分。Q1の日数は91日なので、1日平均約9時間44分は「ほぼ動いていない」状態。9時間44分。睡眠時間の倍近くを「動かずに起きている」のに使っているわけである。

「マラソン9回分歩いた」と「1日10時間近く不活動」が同時に成立する。これがデスクワーカーのリアルである。通勤と昼休みでチョコチョコ動く以外は、ひたすら座っている。Ouraはそこを正直に見せてくれる。マラソン9回分の達成感を5秒前に味わったばかりなのに、すぐ現実に引き戻される。

昼寝17回

Oura昼寝回数

▲ Q1で17回の昼寝を記録

Q1で昼寝は17回。意識して取ったのは数回で、あとは無意識にうとうとしていたものをOuraが検知した結果だと思う。怖いのは「自分は寝ていないつもりだった時間」をOuraが容赦なく睡眠と判定していることである。会議中の数分、たぶんカウントされている。睡眠が5時間17分では昼間に落ちるのも自然である。

王冠49個:アクティビティで稼いだ

Oura王冠獲得数

▲ Q1合計で王冠を49個獲得

Ouraでは各スコアが85点以上の日に「王冠」が付与される。Q1の合計は49個。内訳がこれ。

項目 王冠数
アクティビティ 45個
コンディション 2個
睡眠 2個

アクティビティで45個、睡眠とコンディションは合わせて4個。偏りが酷い。「歩く以外のすべてが課題」という診断書を、王冠の数で叩きつけられている。

「よく動いているが、よく眠れていない」というQ1の傾向が、この数字に集約されている。動けば動くほど王冠は増える。寝ない限り、寝の王冠だけは増えない。当たり前のことだが、こうして可視化されると応える。

Q1を振り返って:動いているのに回復が追いついていない

Q1のOura四半期レポートを通じて見えてきたことをまとめる。

  • アクティビティは優秀。歩数・目標達成率ともに悪くない
  • 睡眠リズムは安定しているが、時間が慢性的に不足している
  • 週末の飲み会が睡眠時間を削っているのはデータで明らか
  • 不活動時間が長い。「よく歩く」と「よく座る」は両立する

これは1年半のOura全体トレンドとも一致している。444日かけてコンディションスコアは緩やかに右肩下がり、睡眠スコアは68点前後で停滞 → Oura Ring 1年半使い続けて分かったこと|444日分の睡眠データ総振り返り四半期レポートはその縮図である。3ヶ月単位で見ても、1年半単位で見ても、結論は変わらない。寝ろ。

SOXAIの月次レポートと比べると、Ouraは「良い部分を強調しつつ課題も添える」設計、SOXAIは「課題をストレートに出す」設計という印象の違いがある。どちらが正しいというわけではなく、モチベーションの保ち方の違いだと思う。Ouraに褒められて気持ちよくなり、SOXAIにダメ出しされて引き締める、という両建て運用が今のところ正解な気がしている。

Q2に向けて変えたいこと:

  • 就寝を0:30前後に前倒しする(0:48より30分早めるだけで睡眠が変わるはず)
  • 不活動時間に1日1回、10分の移動を意識的に入れる

Q2のレポートでこの数字がどう変わるか、また振り返る。変わらなかったらそれはそれで正直に書く。これがブログの方針である。


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